【定年まであと2年】さぁどうしようか
定年まであと2年と気づいたとき
今の会社に勤めて約20年 ひたすら働いてきました
わかめです
58才になったとき ふと 定年(60才)まで あと2年だということに気づきます
そして 60才からの自分の生き方をいろいろ想像しはじめました
と同時に とうとう私もシニアかぁ となんとも言えない 虚しさが押し寄せてきました
ん? シニアって何歳から?
いろんな分野でさまざまなようです 55歳から 60歳から 65歳 などなど
もうすぐ60歳 シニアかぁ
『シニア』への ささやかな抵抗が じわじわ むくむく 頭をもたげてきたのです
『シニア』かぁ なかなか受け入れられないでいる わかめ
シニアに代わる言葉ってないのかなぁ
あったあった グラジェネ(グランド・ジェネレーション) と エルダー だってさ
次の人生について考えだした今が ターニングエルダー なんですってよ
詳しくはこちらの記事を
さて
会社は 60才でいったん定年となりますが 継続雇用が一般的で
その後は実質上 本人の働く意思と身体的に問題がないこと そして
会社側の意向が合えば ずっとずっと 働き続けることができるのです
ずっと働くことができる会社であることは とてもありがたいことです
ですが ここがターニングポイント 60歳をあと2年というところで
その後はどのような自分になりたいかを じっくりと考え始めました
20年の総務業務を振り返ってみる
子育てがひと段落し 家から近い会社に事務員として就職しました
総務部に配属され 電球の球替えから 給与の処理 従業員が負傷したときには救急車に同乗して
病院の担当医やご家族への連絡・対応などなど
また 中小企業の総務といえば なんでも屋です 他部署同様 業務分掌はきっちりと決められていますが
会社にとって 想定外の事案が発生したときには とりあえず総務 なのです
わたしの場合 なかでも興味があった仕事は 会社業務のDX化にかかわることです
社員の業務が見え始めてくると あちこちで無駄な二重作業がおきていることに気づきます
その時 わたしは得意の Microsoft Access(マイクロソフトアクセス)を使って
あちこちに散らばっている情報を 一元化・共有化することに努めました
これも なんでも屋の総務としての りっぱなお仕事の範囲内でした
作ったアクセスシステムをみんなに使ってもらい 便利になったわぁ~ って言ってもらえることに
喜びとやりがいを感じていました
また 会社のホームページを作りました
当然もともと会社のサイトはありましたが 担当者が退職してしまい
こんな突然のハプニング対応も なんでも屋 総務におまかせ です
最初は む・む・無茶な と思いましたが
書籍を購入したり ググったりしながら やり始めると すごくおもしろく楽しいものでした
あらためて わたし こういうことが好きなんだな と実感しました
自分が本当にやりたいこと みつけた
会社の業務の効率化を考えているとき
会社のサイトを作っているとき
この時間がとても楽しい と感じました
会社では それぞれ各自がつくったエクセルの情報を 自分なりに書き換えたり付け加えたりして
自分の業務のためだけに使っています
みんなで共有して一元化すればいいやん
そして
ACCESS(アクセス)で データを共有し それぞれの業務にあったカスタマイズをして みんなに使ってもらいます
さらに こんなのを作ってほしいんやけど という要望に応えます
とても楽しく やりがいを感じる時間でした
ただ 総務の仕事も並行してのシステム開発です
もちろん 会社にとって総務は とても大切で重要な仕事をしています
営業部や技術部などのように 直接 会社の業績や技術力の向上に 目に見える形で貢献できる部署とは違い
総務部は縁の下の力持ち もちろん会社にとってはなくてはならない部署であり
みんなが安心して通常業務ができ 毎月決まった日に給料が振り込まれているという 当たり前のことの陰には
総務ががんばっています
総務の仕事が忙しい場合 なかなか業務効率化のためのDX化の提案など ままならないときがしょっちゅうです
そんなときは もどかしい気持ちになります
もっと DXについて学びたい 会社のためにではありますが 自分自身のスキルアップのための時間がほしい
という気持ちになりました
これから ずっとやり続けたいと思えるものが みつかりました
60歳 ターニングポイントで なにを選択するか
定年まであと2年というとき 2年後にどんな選択肢があるか 考えてみました
ここで選択を誤って 残念な事態にならないよう 調べてみました
60歳定年時で 選択肢は2択です
- 継続雇用(再雇用・勤務延長)
- 退職
『継続雇用』の場合
文字通り このまま今の会社で働き続けることです
定年退職後も本人の希望に応じて雇用を継続する制度です
継続雇用には 定年年齢でいったん退職して再度雇用する「①再雇用制度」と
退職せずに雇用形態を維持したまま雇用を延長する「②勤務延長制度」の2種類があります
①再雇用制度
再雇用制度は 定年退職した従業員を 新しい契約で再雇用する制度です
それまでの役職はなくなり 契約社員や嘱託社員といった新しい形態で働くので 勤務時間や日数等の労働条件は変更されます なお 従業員は一度定年を迎えているため 退職金を支払う必要があります
②勤務延長制度
勤務延長制度は 従業員が定年を迎えても雇用関係が継続される制度です
役職・賃金・仕事内容はほとんど変わらず 勤務期間のみが延長されます
退職金は 延長期間終了後に支払います
実際のところ わたし総務なのでこの会社がおこなっているのは
再雇用制度と勤務延長制度を合わせたものでした
いったん退職金を支払ってくれて その後は1年ごとの嘱託契約となります
契約こそ年ごとに更新の必要があるとはいえ 役職・賃金・仕事内容は変わらず 働き続けることができるので
まだまだこの会社でずっと働きたいと思っているものにしたら とてもいい会社だと思います
『退職』を選んだ場合
今の会社を辞めてしまうということです
でも 大事なのはその後どうするか です
定年退職後の選択肢は
①転職 ②企業・独立(フリーランス) ③悠々自適な生活をおくる
①転職
会社を辞めて 別の会社に再就職すること
これまでの経験や人脈を活かし 同様の職種での再就職先を探すか
他にやりたい職種や 魅力的な企業に 挑戦もありと思います
②起業・独立(フリーランス)
事業を起こすか 所属している団体や組織から離れて自分の力で生計を営むこと
これまで培ってきたスキルと人脈を活かしながら 大きな元手をかけずスタートするケースもあります
③悠々自適な生活をおくる
仕事から引退し 縛られない自由な生き方をすること
今までやりたくてもできなかった趣味や旅行などを楽しむ時間ができる
会社に対して 継続雇用を希望しなければ 定年退職となります
その後の生活については 働く意欲があれば転職かまたは 起業・独立(フリーランス)を選択し 収入を得る方法か
特に収入を得る必要がなく自由な生き方を選ぶ場合は 完全引退となります
特技を生かして個人で独立して仕事をする決意
定年まであと2年となったときに 今後の人生どう生きるかを考えはじめました
これまで20年間の会社員生活 主に総務として様々な仕事に従事してきたことを思い返しました
会社のDX推進のため いろんなツールの情報をを得 試し 選別してきた経験
得意のACCESS(アクセス)でシステムを作り 会社の業務効率化に邁進してきたこと
会社のサイトをつくり 多くの若い人材を得るため デザインにこだわり 会社の強みをアピールすることに努めてきたこと
そしてこのDX推進の仕事をしているときの自分が いちばん生き生きとしていた気がします
定年の60歳で継続雇用を希望せず 退職しよう
そして やりたいこと 興味あることを もっと学んでみたい
知識を得 スキルを活かして 収入を得ることにつなげていきたい
定年までの2年間 会社の業務と並行して 学ぶ時間をつくるのは難しいと思いますが
定年後にどんなスケジュールで学び フリーランスとして生きていくために何が必要かを考え
準備していこうとおもいました
さぁ 準備だ